また性懲りも無くカタナ盆栽してますよコイツゥ!!
何故こいつは大昔のナナハンカタナにセパハン付けて刀狩りから逃げてたライダーみたいなことをやり始めるのか、理解に苦しむね。
新型カタナは本来見るに耐えないクソダサいバーハンドル(暴言)が付いており腰に爆弾を抱えるおじ↑さん↓ライダー向けなのかツーリングで乗りやすいポジにしたのか知らんがとにかくスポーツ走行しようとするとフロントに荷重がかけ辛く不満だったので、そこそこの低さとツーリングでも許容範囲なヨシムラのハンドルキットを付けていた。しかしローダウンしてからは更に低く見せたい欲が湧いてきてしまい遂に本格的なセパハンの導入をケツ意した。
遡ること一年前の今頃、実はヨシムラハンドルを注文してから半年経っても音沙汰が無いので我慢できずウエストパワーのタンクカバーとデイトナのセパハンっぽく見えるバーハンドルを購入しそれらを組み合わせて低いポジションを作ろうと画策していたが、タンクカバーとハンドルが届いた当日にヨシムラから発送の連絡が来て結局取り付けるのをやめてしまった。
もう出番は無いと思っていたがここで登場してもらうことにした。デイトナのハンドルは物干し竿として余生を過ごしてもらうことにしよう、これぞSDGsだな(限りある資源の再活用)
せっかくなので各メーカーのタンクカバーの形状でも比べてみよう(見本市)
まずはスズキ純正カバー。こちらが標準となっている。
こちらはヨシムラ。文字の右側が純正と比べて少し削られているのがわかるだろうか。全体的にコンパクトになっている。
そして今回取り付けるウエストパワー製タンクカバー。ハンドルの逃し用の窪みのためガッツリと削られている。他のカバーと比べても一回りほどコンパクトだし見てると結構違和感があるが果たして取り付けてもちゃんと纏まった見た目になるのだろうか。
取り付け
用意する工具は36mmというバカデカいソケット。ステムボルト以外だとリアのアクスルナットも同じ大きさなのでタイヤ交換かチェーン調整の時に使えるな!(使うとは言っていない)後はフロントタイヤを持ち上げるジャッキ。ジャッキは以前フロントフェンダーを交換する時に買っているのでクソデカソケットを買い足すだけ。後は一般的なソケットや六角、ドライバーがあれば交換可能だ。
前にリアスタンドかけ損ねて右に倒した苦い思い出があるので念のため右側に冬用シュラフを敷いて万一のために備えておこう。
ハンドル周りの部品を外してヨシムラのなんちゃってセパハンを外したら36mmソケットでトップブリッジを外す。外したら純正トップブリッジに付いている配線を纏めるステーとハンドルロックの部品を外してウエストパワーのトップブリッジに移植しよう。
取り敢えず借り付け。
位置調整が済んだらスイッチボックスを留めるための穴♂を開ける。失敗出来ないので慎重に。
クリアランスヨシ!!
後はハンドル周りの部品やカウルを戻して終了。作業自体はそこまで難しく無かったが工程が多いのでなんやかんやで4時間くらいかかったわ。
交換しての感想
なるべくヨシムラで統一していたのが今回でニシムラになってしまった(激ウマギャグ)
乗ってみて驚いたのは意外と乗り易いという事である。正直乗り辛くなるだろうなと覚悟していたがハンドルに荷重をかけ易くなったので鋭角な交差点を曲がるのもコンパクトに曲がれるようになった。上半身が車体と近くなりマシンと一体化し、体を落とし込んでコーナーを曲がるのもやり易くなりやって良かったと思う。
上:ヨシムラ 下:ウエストパワー
ダミーのトップブリッジが無くなりメーターが見やすくなった。前方の視界も多少クリアになり伏せてる状態での高速走行も不安無く行えた。
デメリットについて
(撮影協力XSR先輩)
デメリットと感じたのはフロントに力を加え易くなったせいでフロントから先に切れ込むような感触が増えたのと、腰と背中に負担が結構かかったこと。まだ体が慣れてないのか歳なのか夢なのか現実なのか。背中を反って肘を張って、視界を確保するために顎を突き出す所謂「女の子乗り」はしていないので単純に腹筋と背筋が足りてないのとニーグリップが出来てないのかもしれにぇ。
後はハンドル切った時に指が挟まることだろうか。降りて押し引きする時に油断してると痛い目に遭うので気を付けよう。
カッコ良くしたくてセパハンにしてみたが意外にも操作性が向上し非常に満足。乗り方を少々変えなければならないが特に意識することなく実に馴染む、何だか遠い昔に似たようなのに乗ってた記憶が…
アッッッ!!!