前回の続きいくよ~
ガバ整備ダディー
普段は真面目で優しいライダー。しかし…いったん盆栽バイクを弄られると「レーシングパーツきもちいい… おまんこ(直球)にちょうだい」と卑猥な言葉で騒音・環境破壊をおねだりする淫乱ダディーに大変身!
前回内側に向いて取り付けられなかったヨシムラサイレンサーでしたがさてどうなったでしょうか、それではご覧ください。
まず新たに注文したのがK-ファクトリーの角度付きアジャスターである。これで角度の問題は解決だな!!よ~し早速ヨシムラのサイレンサー付けちゃうぞ~!
ほんでまぁ説明をいたしますと、アジャスターを注文した後すぐにヨシムラのマフラーリメイクサービスに傷ついたマフラーを送ったところ、どうせ二週間くらいで帰ってくるやろとナメていたら二ヶ月ほどかかると衝撃の回答を頂いた。
どうやら現在ヨシムラは昨今のバイクブームによるマフラーの需要増と原材料不足、更には倉庫のお引っ越しと完全にクッソ忙しい時期と被ってしまったようだ。二ヶ月なんて待ってたらツーリングシーズン終わってまうやんけ!!
何故にK-ファクのサイレンサー注文したかというと二ヶ月も我慢できぬ… というワケではなく単純に音量の問題がある事である。最近のバイクは腹下の触媒、通称クソデカ弁当箱が排ガス抑制と消音を行っているのでエキパイをストレート仕様にしてしまうと消音はサイレンサーが行わなければならない。純正のエキパイの使用を前提としたスリップオンにレーシングパーツのエキパイなんぞ取り付けたら鼓膜破壊不可避、公道に出たらホモコップのおもちゃになることは明白である。
このサイレンサーはレーシングパーツのディアブロの音量を抑えたモデルとなっており車種や年式にもよるが車検にも対応できる懐の深い一品。汎用品なので車種別専用設計に比べてお安いのも特徴。
あと最大の理由としては当職が今後通おうと考えているスパ西浦サーキットに音量規制があるという点。ナンバー付き車両の音量上限が96dbとなっているのでどうしてもある程度音量の抑えられたマフラーが必要だったのである(大人の事情)
走行インプレ
ヨシムラのスリップオンより確実に煩くなっているが一応常識の範囲内ギリギリと言っておこう。排気音は高音になり4000回転付近でもそこそこブン回しているような気分になる。一言でいうとヤバい(クソ雑魚語彙力)公式によると約96~98db程らしいがこれ絶対(車検)助からねぇぜ?スパ西浦走るときは適当なバッフルぶち込んでおいた方が安定だろう。
懸念していた低速トルクは全くと言っていいほど薄くなっておらず、それどころか以前のスリップオン状態より乗りやすい。4-1なので低回転は落ちるはずなのだが現代の技術で作るとこうなるのか夢なのか現実なのか… 街乗り4000回転前後だとガクつきも起こらずストレスフリーそのもの。
しかし想定外だったのがマジカルレーシングのアンダーカウルがエキパイと干渉して付かなくなってしまったこと。しかしステーの間にスペーサーか何か噛ませればいけそうなので今度やってみよう。
マフラーの角度が上がっているのはあまり好きではないので偶然余っていたアールズギアのNinja1000用マフラーステーを流用した。タンデムステップにエーモンのL字ステーを取り付けてそこにサイレンサーを固定した感じだ。
というわけ煩そうで煩くない少し煩い新型カタナくん完成です。筒型のマフラーは最初あんまり似合わなさそうと思っていたが角度を弄ればだいぶ良さそう。ヨシムラのスリップオンは車検もしくはガイジ気分味わいたい時用にとっておこう。あ、ヨシムラの方は戻ってきたらちゃんと取り付ける(付けるとは言っていない)ので気長に待っててくださぁい。