どこも行けなくて暇すぎるので誰も微塵も興味湧かないネタで繋いでいくシリーズ第一段。
最近新型Ninja1000SXの純正スクリーンを手に入れたことによりスクリーンの合計が4つになったのでそれぞれの性能比較をやってみようと思う。
※なお当職の身長は180cm(強調)となり、身長差によって体に当たる風量が変化するのは留意しといてください?
Ninja1000 (19年モデル) 純正スクリーン
風防性能 ★★★★☆
幅も高さもそこそこ広く高速道路の巡航では概ね首から下辺りまでは守られる。スクリーンを最大まで立てれば走れば額に風が当たる程度まで防げるので特にこだわりが無ければ純正のままにしておけば間違いないだろう。
質感 ★★★★★
純正なだけあって質感は申し分なく、そして頑丈。kawasakiの文字がイカしている。
見た目 ★★☆☆☆
性能ヨシ!質感ヨシ!しかしなんかイカみたいな見た目してて個人的にはなんか… ダメだな… という事で速攻で社外品に交換されてしまった (無情) 今ではタンスの肥やしと化しているが今回のインプレを行うにあたり久々に出演してもらいました。
Puig/レーシングスクリーン (スモーク)
風防性能 ★★★★★
レーシングと銘打っているが実態は高速脳死レーシング御用達の優秀なスクリーン。ロンツー行くならばこれ一択である。
純正よりも高さ、幅が広くなっており最大仰角までスクリーンを立てるとヘルメットの額辺りと肩先くらいにしか強い風を感じない。
質感 ★★★☆☆
割りと薄っぺらいが強度に特に問題はない。一応申し訳程度にスクリーンの縁は丸められている。ボルトの穴部分が僅かにズレているがほんの少しこじってやればすんなり入るので特に問題はない (ないとは言っていない)
見た目 ★★★☆☆
最初は結構カッコよく見えていたが徐々にタガメの背中みたいに見えてきてしまい、なんか頭でっかちな印象に。尖ったデザインの現行忍千にはあまりマッチしないような気もする。スモークの色合いも陽の光に当たるとあずき色みたいな色になるのでクソだよクソ。
写真の撮り方がクソだからとか言わない。
マジカルレーシング/バイザースクリーン(平織りカーボン)
風防性能★★☆☆☆
スクリーンの横幅は純正や他の社外品に比べると短いが縦の長さと高さ(盛り上がり)があるので顔面に風がモロ受けるということはない。ただし肩に当たる風は上記2つに比べると結構差があるので注意。
高速走行は意外と問題ないような印象だがこのスクリーンに使われているカーボンという代物はETCの電波を通さないのだ。一般レーンの料金所を通れば良い話だが17年モデルからのNinja1000はETCが標準装備されているのでそうなるとシート下を圧迫する荷物と化す。
質感 ★★★★★
カーボンが使用されているので高級感アリアリ。スモーク部分はかなり薄く出来ており縁に丸み加工もされていないのでえぇ?絶対車検通らねぇぜ?
見た目 ★★★☆☆
横から見ると高さがあるのでかなりレーシーな印象を受けかなりカッコいい。しかし正面から見ると何とも言えない微妙な形をしておりうーんこの。
Ninja1000SX用純正スクリーン (スモーク)
風防性能 ★☆☆☆☆
先代の忍千のスクリーンがあんなに優秀だったのに、なんだってテメェはそう風に対して根性がねえんだ? 高速走行するとみぞおち付近まで風が当たり結構苦しい。スクリーンおっ立てると一応T☆K☆Bの下くらいまでなら守られるがハッキリ言って高速道路では無いよりマシ程度の代物と割り切ろう。なので純正オプションで用意されてるクソデカスクリーンを買おう!(僕は買いません) (希望小売価格15,070円)
質感 ★★★★★
上記にもあった通りさすがの純正部品。スクリーンを止めるボルトオン部分も分厚く加工されている親切設計でホモのガバ施工でも安心。
見た目 ★★★★★
尖った忍千によく合うデザインでああ感じちゃう。新型SXがマフラー1本出しになり、よりスポーツ性の高い仕様になったので細く鋭いデザインのスクリーンがベストマッチや。
現在主力となりつつあるスクリーン。一番大事なのは見た目ってそれ一番言われてるから。
EICMAで新型忍千SXが発表されてからずっとこのスクリーンを狙って♂おり、発売後は先代モデルにフィットするのか色々と模索し続けていたが結局何の加工も無くポン付け出来た (大勝利)
バランス型の純正、ロンツー特化型のPuig、個性的なマジカルレーシング、見た目重視のSXスクリーンと一体どんだけスクリーン溜め込む気なんだと自分でもツッコミたくなるほどだが、ようやく好みのスクリーンが手に入ったので満足。しかし、やはり高速ロンツーはPuigを使うと思うし、気分でマジカルレーシングに換えたりもすると思うので今後もうまく使い分けていこうと思う。元の純正スクリーン? 知りませんね…