現行カタナはGSX-S1000がベースになっているのでスペックに関してはほぼ一緒と言っても良いのだが多少の変更点もある。その一つがスロットルパイプだ。
何でも元のGSX-S1000の物よりワイヤーの巻き取り量が変わっており開け始めは穏やかに加速するらしい。そんなことしなくていいから
ふーん(よくわかってない)
穏やかなスロットルに身を任せるな。老いた手首を燃やし、終わりゆく快適ツーリングに怒りをたぎらせろ。怒れ。怒れ。消えゆく財布の中身に。
つーわけでスロットル交換してガチイキストリートマシンに仕立てや… 仕立てあげてやんだよ お前をげいじゅつし… 品にしたんだよ!お前をストファイにしてやるよ(妥協) つかGSX-S1000のスロットルが過激すぎてわざわざカタナ用のスロットルに交換されるくらいなのにやる意味とは? あとお前こないだKLXでこけたばかr…
日和ってグリップヒーターなんぞ付けてしまったのでスロットルパイプとグリップを分離させねばならぬ。
えい、えい、む゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ん (MTKNTNHIZ)
左:GSX-S1000 右:カタナ
こうして見るとカタナのスロットルの方は溝が彫ってある。この部分がゆとりになって開け始めが穏やかになるんだな(よくわかってない)
因みにこのカタナのプログレッシブスロットル、新型カタナで初採用!(19年5月発売)と謳っているがGSX-S1000後期型(19年2月発売)に3ヶ月ほど早く採用されていたりする。初採用(初採用とは言っていない) 間違って後期型のスロットル注文すると無意味になるので注意しろ (品番:57110-21H02)
試走した感想
まずスロットルが重くなった。これはケーブルの巻き取り量が少なくなり抵抗が増えたからである。
肝心の加速感はと言うと3000~4000回転あたりの加速が若干上がったようだ。0~40km/hに到達する時間は速くなったが、思っていたほどの変化はなくてちょっとガッカリ。下手すると不感症…もとい鈍感な人だと気付かないのでは?
結果としては加速感よりもスロットルの抵抗が増えたことの方が大きいので人によっては失敗したと感じるかも。まぁ元のカタナのスロットルが結構軽くて逆にシビアなアクセルコントロール、特に極低速域だとギクシャクしたりするからこれはこれでアリかも。事実Uターンは抵抗のおかげかちょっとやりやすくなった。
総評
以前は小生のアクセルワークに一歩遅れて加速するようだったが交換してからは素直に加速するようになった(気がする) 加速も思ったほど過激にはならないし、スロットルパイプの価格もグリップ付きで1600円程度とリーズナブルなので低速の扱いに不満がある人はおやつ感覚で交換してみてもいいかも。ただし抵抗が増えたせいで手首への負担が増える可能性があるので一長一短だな。