ツアラーたるNinja1000にはバックステップなど不要である。
バックステップは早い段階から導入する予定であったが聞くところによると「ポジションがキツくて長時間乗ってられない」「振動で足の裏が痺れる」等運動性能と引き換えにツアラー性が失われるという諸刃の剣と言われていたのでなかなか踏ん切りがつかなかったのだがちょっと前にブリブリヂストォォンのS22を入れたこともあり更なる高みへ往くべく導入をケツ意した。
純正バックステップくん
見ての通り可倒式となっておりステップ部分がゴムで出来ているので荷重かけてもなんか…ダメだな… となってしまいあまり気持ちよくない。
だからコイツを
こうして…
(大 興 奮)
取り付けはブレーキ側のみ少々手こずったがポジション調整含めて約1.5Hほどで完了。
ポジションに関してはさほど変わっていないように見えるが5ミリほど後方と上方になっている。
お値段は他メーカーにくらべそこまで高くない (高くないとは言っていない) のでポジション調整に関しては4パターンのみ。
右が純正、左がストライカー。
大して変わってないね 何のために組んだんだよテメェ。
さて、新しいバックステップを試しに近くの本宮山へやって来たのだがどうだろうか。結果としては…
(大 満 足)
純正バックステップが踏ん張ってもフニャフニャしていて気持ちよくないのに対してカッチリしているのでちょっと荷重をかけてやるだけで驚くほど倒れてくれる。ステップのギザギザ部分のお陰で靴の裏をしっかりホールドしてくれるので荷重をかけやすい。
ステップ位置が変わったお陰でタンクをキチンとホールド出来るので今までほぼお飾りだったストンプグリップくんが仕事をしてくれている (大池沼)
軽く流しただけでこれ。
今まで使えてなかったタイヤの端5ミリほどが削れている。お陰で前よりもワンランク上のコーナリングが出来るようになった。懸念していた振動もほとんど無いに等しくこんなに素晴らしいのならもっと早くバックステップ組んどけばよかった (後悔)
さてここからはデメリットのお話。
ステップの長さが純正より短くなっているので街乗りだと少々違和感を感じる。しかしあまり長すぎると今度はバンクさせたときにステップ擦るのでこのくらいが妥当と思われる。
実際コーナーを曲がる際シューズの爪先が擦れてビビったゾ。
1時間ほど街乗りしてみたがステップ位置が変わっているせいか膝の疲労がかなりキテいた。
5ミリ変えただけでこれだけ疲労度に差があるのは驚いた。
1時間ほど峠遊びしていたら雪降ってきたじゃな~い!寒いと思ったわ。滑るのは嫌なので退散します (雑魚)
バックステップ導入は大成功。しかし下半身の疲労度は今後どのように出るか不明なのでロンツーに影響が出るのならばポジション要調整だな。
ストライカーのバックステップはポジション調整の幅はあまり大きくないがその分値段が他メーカーと比べお安いので無意味にバンクさせてシコりたい兄貴にはオヌヌメです (ダイマ)