最近ホモ達がコロッケそばを食べてるの見て当職も食いたくなったので初投稿です
「コロッケそば」とは読んで字の如く蕎麦の上にコロッケがトッピングされているメニューだが、その歴史は明治時代にまで遡るという。普通コロッケといえばサクサクの衣の食感を楽しんだりするものだがかけそばの上に置こうものなら出汁を吸ってフニャフニャチ◯チンになり海原雄山ならちゃぶ台ひっくり返すくらい邪道な食い方とも言われている。実際当職もかつてかけそばとコロッケ別で頼んでぶち込んで食ってたら「きたねぇ食い方だな」と蔑まれた事がある。ちゃんと実在する食べ物なんだから別にいいダルルォ!? しかし実際食ってみると出汁を吸ったコロッケの何とも背徳的な美味さ、そして出汁も衣の油が染み出し絶妙なコクを生むのだ。
そんな筆舌に尽くしがたいコロッケそばであるが関東エリアでは割と普通に食えるらしいがここ東海エリアだと結構探さないと見つからない半ば幻のメニューだ。ぶっちゃけ自分でコロッケ買ってきてそばの上に乗せて食ったほうが手っ取り早い。しかし寒空の下バイクを走らせ適当な安っぽい蕎麦屋に入り一杯のコロッケそばを食う。そしてまた走る… まるで一連の所作とも見えるこの流れはある意味最高のツーリングともなるわけでありウンタラカンタラ… 要するにコロッケそば食いたいって事である。
コロッケそば、もとい立ち食いそば好きっていうヤツは絶対パトレイバーの影響だと思う。みんなも紅い眼鏡と立喰師見ようね(睡眠導入映画) 俺も定年後は立喰師として生きていきたい
というわけでやって来たのは揖斐川の堤防沿いにあるそば処「そばの駅いびがわ」である。以前から気にはなっていたがちょっと近寄り難くてなかなか行けずじまいだったが今回ようやく行くことが出来た。
そば屋だし朝もやってるだろと駅の立ち食いそば屋感覚で来たら開店は11時らしい。仕方ないので道の駅ふじはしまで走ってこよう。戻ってくる頃にはいい時間になってるだろうよ
気温は20℃前後で革ジャンが丁度よい最高の天気。四季なんかいらないから年中この気温でいいよ
道の駅でUターンして戻ってきたら丁度よい時間。待っていろコロッケそば
おいちゃん、コロッケ追加!たまご!おいなりさんは無かった!
コロッケそばと欲張りさんなので各種天ぷらも注文。コロッケはがっつり出汁の中に沈んでおり箸で持ち上げようとするとボロボロ崩れる。正直当職はコロッケ後乗せ派なのでこの辺は残念ポイント。天ぷらも正直◯亀製麺の方が美味しいと思う… ぶっちゃけコロッケそばに関してはそば自体や出汁なんかどうでもいい。チープさの中に己のこだわりを追求するのが俺流でありまぁ要するに俺好みじゃなかったってコト。まぁこういう失敗もソロツーリングの醍醐味だ。会社のマスツーでこんな所に上司を連れて行こうものなら翌週からグチグチ嫌味を言われ続けアホみてぇな量の仕事を押し付けられ緩やかにしぬ
近くに東屋と自販機があったのでちょっと一服。秋晴れの下気持ちよく走れて最高の気分だ。残念なコロッケそばのことなんかどうでもよくなってくる。次は熱いかけそばのネギ抜き、七味をドバーッとかけて一気食いでもやるか
ドドン!