ゴソゴソ…
ザッザッザッ
ヒソヒソ… ガヤガヤ…
朝の5時くらいから人の気配がするなと思っていたらどうやら登山客の皆様がご来場なされたようだ。まぁ向こうからしてみれば通り道にテント張ってる方が邪魔だと言いたい所だろうが残念ながらここはキャンプ場なのでな、小岩井農場が開園するまで居座らさせて貰おう。
こんなに一杯…
時間になるまでテントの中に引き込もっていたかったがひっきりなしにテントの真横を歩かれたんじゃおちおち寝てもいられねぇ、少し早いが撤収しよう。
撤収してる最中やたら視線を感じ「ん?やっぱキャンプするの不味かった?」と逆に不安になりそそくさとキャンプ場を後にしようとした所突然、
「あなた桑原さん?」
誰やねん…
どうやら地元の有名人?と間違われていたようだ。岩手には雨降る中バイクで限界キャンプする身長181cmのスレンダーマンみたいな妖怪がいるらしい。見かけたら110番だな!
キャンプ場を出発し向かった先は小岩井農場まきば園。ここは対決列島岩手編で牛乳早飲み対決で安田顕が牛乳大リバースをして農場に白いゲロをぶちまけた所だ。
開場し中に入ると広い芝生エリアが目の前に広がりここはペットを連れて遊んだりも出来る。
お馬さん体験もしてみたかったが時間も限られてるし何より俺には鉄の愛バがいるからな、鉄馬ムスコ♂ギルティダービー!!
因みに牛乳を大地に還した現場はまきば園とは別の牛舎がある上丸地区という所。
実は牛乳飲めんのでな、ジェラートで勘弁してくだしあ。この地面のどこかに安田顕の吐瀉物が埋まってるのかと思うと感慨深いものがあるな。
小岩井農場を堪能し次に向かう先は宮城県仙台市にある青葉城址。こちらはホモの間で美味い不味い論争が繰り広げられるずんだ餅早食い対決が行われた場所だ。
途中の道の駅で冷麺があったので頂きます。こちらはこの前食った米粉入りとは違いオーソドックスな冷麺。
ずんだソフト…ではなくだだちゃ豆ソフト。同じ枝豆なんだから一緒やろ… 味は一瞬枝豆の風味が広がるがすぐにソフトクリームのミルクが広まり特に気にならない。
青葉城址に閉館30分前に滑り込みで入場。なんか正規の入り口が工事中とかで10分ほど回り道したゾ。バイクを駐車場に置いたら急いでずんだ餅をフードコートで注文するのだ (ずんだ餅RTA)
実はずんだ餅は以前いた職場の出張で宮城のSAで食ったことがあるのだがその時はひどく不味かったのを記憶している。こちらのずんだ餅は枝豆の爽やかな風味と砂糖の甘さが見事に調和しており普通に甘味として完成されている。以前食ったずんだは何だったのだ…
取り敢えず閉館までお土産を適当に漁ろう。飲んだ人の9割が不味いと言うずんだサイダーも以前お土産で貰って飲んだことあるのだが普通に飲めたので俺こそが名誉仙台市民なのだ。帰ったら職場の嫌いな先輩と余ったのは適当にばらまいておくか。
ルートインにチェックインし夕食はホテル近くで牛タン食べてきた。牛タンてこんなに分厚いんですね、今まですたみな太郎のペラペラの焼いたら一瞬で炭になる牛タンしか食べたことなかったからびっくり。肉厚でジューシーだが脂っぽくなくどんどんいけちゃう。一緒にきたテールスープも美味。
そしてセブンイレブンでずんだ餅を買って帰る。コンビニにもずんだ売ってるって仙台の人たちは名古屋でいう味噌感覚でずんだを摂取している可能性が微レ存。すっかりずんだが大好きになった当職は明日も青葉城址に赴きこの度最後のずんだを堪能することを決意するのだった。